有名な白髪ケア用品「利尻ヘアカラーシリーズ」の新作。
利尻カラークリームのレビュー記事です。
どんなものなのか実際に使ってチェックしてみました!
買ってみようか迷っている皆様、どうぞ参考にしてみてください。
利尻カラークリームとは?
価格 | 3,850円(税込) |
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内容量 | 170g(ショートヘア約3~4回分) |
色 | ライトブラウン、ナチュラルブラウン、ダークブラウン、ブラック |
公式サイト特典 | 初回限定:1,100円OFF |
利尻昆布でおなじみの白髪ケア商品「利尻シリーズ」から待望の新作が登場です。
商品名は『利尻カラークリーム』。
これまでのシリーズ商品との違いは、髪や頭皮をいたわりつつも「染毛力」と「色持ち」を叶えたというところですね。
- ヘアカラーのように髪の内部に強いダメージを与えたくない。
- しっかり色も付けたい。
- 色持ちもよく、染める回数を減らしたい。
利尻カラークリームは、そんな欲張りな声に応えた新商品です。
利尻シリーズの白髪染めは評判の良い商品が多いです。
特に「利尻カラートリートメント」は人気商品で、染まりのよいと評判でした。
でも、やっぱり個人差はあるもの。
もっと染まって欲しい、染める頻度を少なくしたいという口コミも時折見かけることもありました。
そんな方に朗報かも!?
特長
利尻カラークリームの特長を簡単にお伝えしますね。
まず、利尻カラークリームは髪の表面を着色するヘアマニキュアに分類される商品です。
ヘアカラーと違って、髪の内部にダメージを与えるものじゃありません。
つまりは、髪に負担がかからないってことです。
これからも付き合いが長くなる白髪染めには、欠かせない大切なポイントです。
そして、次の4つが「売り」になります。
- 高浸透カラー処方で、サロン級の仕上がり
- 色持ち約1ヵ月
- 無添加処方で髪と頭皮にやさしい
(ジアミン系、パラベン、鉱物油、シリコーン、酸化剤、4級アミンの使用なし) - ツンとした嫌なニオイなし
内容物
商品の内容物は、こんな感じです。
色々入っています。
本体 | 紙の使用説明書が別に付いています。 |
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保護クリーム | パウチ状 1つ。1回で半分くらい使います。 |
リムーバー | パウチ状 1つ。 |
ビニール手袋 | 4枚(2セット)です。 |
クイックコーム | 髪全体に塗るために使います。 |
根本用コーム | 生え際、耳まわりの根元に使います。 |
これらを使って染めていきます。
使い方
利尻カラークリームは、一般的なヘアカラーのように乾いた髪に塗るという使い方です。
- 『準備』
付属の保護クリームを肌に塗っておく。 - 『塗る』
カラークリームを付属コームを使って髪に塗る。 - 『約10分放置』
- 『洗い流す』
しっかりすすいで、シャンプ&コンディショナー。
使用頻度の記載はありませんが、色持ち約1ヵ月なのでそのくらいを目安と考えるとよさそうですね。
肌に色が付いてしまうと、なかなか落ちません。
- 肌に色が付着することを防ぐために保護クリームは必ず塗りましょう。
- 肌に染料が付いてしまったらすぐにリムーバーを使って落としましょう。
周りへの染料飛びにも要注意です。
ヘアカラーよりはマシなんですけどね。
白髪染めトリートメント(カラートリートメント)と比べてしまうと、かなり面倒です。
レビュー!実際に使ってみました
利尻カラークリームのブラック色を実際に使ってみました。
次の4項目を検証・評価!、ホントのところどうなのか?
レビューした結果をご覧ください。
- 染まりやすさ
- 色持ち
- 使い勝手
- 使用感
染まりやすさ検証
まずは、白髪染めでもっとも大切な「染まり」についてです。
説明書通りに放置時間10分で染めてみました。
結果
『ブラック』カラーで染めた結果がこちら。
上から順に
- 白髪サンプル(白髪100%)
- 白髪混じりの髪(生え際)
- 白髪混じりの髪(男性のもみあげ)
です。
なかなかよく染まって、黒くなっています。
色付きは良いです。
ただ、想像していた程ではなかったですね。
ちょっと期待が高すぎたかもしれません。
白髪サンプルを見ても染まりきっていない白髪がちらほらと見えます。
髪の根元にも色が付きにくいですね。
しっかり塗ったつもりなんですけど、白髪が少し残ってしまいました。
とはいえ、一般的な白髪染めトリートメントと比べると、1回の染まりはいいです。
近くで見れば白髪は少し残ってはいるものの、遠くから見ればしっかり染まっている印象です。
素直に見れば、仕上がりは良好と言っていいです。
さすがの利尻。自然な色合いと色づきですよ。
でも正直なところ、染まりだけで言えば、評判の良い白髪染めトリートメントとそれ程の違いはなさそうに思えますね。
でも、期待が高すぎると肩透かしを食らうかも。
染まり | 染まりは良好 |
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色持ち検証
白髪染めを使っていくうえで、面倒になるのが染め直し。
色が落ちたり、根本の白髪が伸びてきたり。
定期的に白髪染めを使っていかねばなりません。
でも、できれば回数少なくいきたいですよね。
そこで大切なのが『色持ち』です。
色持ちがよければ、面倒な染める回数を少なくできますからね。
利尻カラークリームは、色持ち約1ヵ月とのふれこみ。
本当にそんなに色が持つんでしょうか。
5日間シャンプー&トリートメントをしてみて色がどう変わるかを確認してみました。
結果
結果はこちら。
上から順に
- 白髪サンプル(白髪100%)
- 白髪混じりの髪(生え際)
- 白髪混じりの髪(男性のもみあげ)
です。
一目で分かります。ハッキリと色落ちてますね。
色が薄くなっているのが分かります。
元の状態に戻ってしまうという程ではなく、まだまだ色は残っています。
でも、ちょっと白髪が目立ってきますね。
うーん、この状態で放置をOKとするかは人によりますね。
大丈夫といえば大丈夫。
ちょっとの白髪も許せないという人はダメでしょうね。
色持ちについて、使ってみての正直な感想を言うと「1週間は大丈夫。でも2週間は持たない」ですかね。
色自体は1ヵ月くらい残るのでしょうが、2週間くらい放っておくと白髪がかなり目立ってきてしまいます。
一般的な白髪染めトリートメントと比べると色持ちは断然良いです。
けれど、ヘアマニキュアですからね。
やっぱりそんな都合よくはいきません。
実際のところ、染めずに行けるのは1~2週間くらいと考えておいた方がよさそうです。
色持ち | 白髪染めトリートメントと比べれば良い |
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使い勝手の評価
例え、仕上がりがよくても使い勝手が悪かったら、使うのはちょっと遠慮したいですよね。
家具や浴室に汚れが付いて落ちなくなったりしても最悪です。
実際に使ってみて感じたことを率直にお伝えしますね。
使い方
利尻カラークリームで白髪を染める手順は、次の通りです。
- 『準備』
付属の保護クリームを肌に塗っておく。 - 『塗る』
カラークリームを付属コームを使って髪に塗る。 - 『約10分放置』
- 『洗い流す』
しっかりすすいで、シャンプ&コンディショナー。
順番に沿ってレビューしていきます。
STEP1:準備
まず準備です。
保護クリームを塗るのがはじめにすることですね。
濃い灰色のパウチが保護クリームです。
中身は、白色半透明でベタベタするワセリンのような感じ。
これを生え際の肌に塗っていきます。
この作業はとても大切です。
面倒だからといって省いちゃダメ。
保護クリームを塗っておいたところは、染料が付いてしまっても色が付着せずに簡単に落とせます。
このひと手間が重要です。
ちなみに、入っているのは1回分だけです。
2回目以降は、市販の保護クリームを購入する必要があるのでご注意を。
保護クリームを塗った後は、付属のビニール手袋も必ずしましょう。
こんな風に手首を輪ゴムでとめて、染料が手袋内に入らないようにすることが大切ですね。
これなら大丈夫。
STEP2:塗る
準備ができたら、次はカラークリームを塗っていきます。
髪に染料を塗るために、2種類のクシ(クイックコーム、根本用コーム)が付属しています。大きい方が「クイックコーム」で、メインで使う用です。
小さい方の「根元用コーム」は、髪の根元、生え際、もみあげに塗るのに使います。
2種類を用意してくれているのは良いですね。
初めてでも問題なく、キレイに塗ることができました。
とはいえ、自分で染め残しなく塗るのに慣れがいります。
これまでセルフで髪染めをしたことがない、苦手だという方は誰かに頼んでしまうというのも手ですね。
ただ、注意したいのが染料飛びです。
染料のテクスチャが水っぽ過ぎるわけでもないのですが、知らず知らずのうちに染料が飛んでいたりするんですよ。
染める時は使い捨てケープを付けることを強くオススメしたいですね。
風呂場でやった方がいいのか、部屋でいいのか悩ましいところです。
こちらの画像は、肌に染料を付けてちゃんと落ちるかを確認した結果です。
保護クリームを塗っておいた箇所は、さっと拭くだけで取れます。
素肌に付いた箇所も、すぐに付属のリームバーで使えば落ちます。
リムーバーは除光液のようなものです。
けれど、過信は禁物。
長い時間放置してしまうと落ちにくくなるので気を付けてくださいね。
STEP3:10分放置
説明書によると、染まりにくい髪という自覚がある方は15分くらいにするのがいいみたいです。
しっかり染めたい場合は気持ち長めにしておきましょう。
STEP4:洗い流す
すすいでシャンプーするだけなんですが、ハッキリいって気を使います。
説明書の注意文に『すすぎ湯でもお肌や衣類、壁や浴槽等に色がつきますので、十分ご注意ください』とハッキリ書かれています。
洗い流した染料が周りに飛び散らないよう、排水溝の近くでシャワーの勢いを弱めて流すとか工夫がいりますね。
ただ洗い流すだけなのに何でこんな苦労してるんだろ、という気分になります。
使用頻度
色持ち約1ヵ月とのふれこみですが、実際には1~2週間で物足りなくなってしまいます。
色持ちを考えると、1~3週に1回は染めたいところですね。
でも、やってみると染める作業は大変。
気軽に染められるというものではないです。
気を使うし、できるだけやりたくないと思ってしまう方も多そうです。
もう少し使用頻度を少なくできたらなぁと思いますね。
ヘアカラーよりはマシですが、白髪染めトリートメントに比べるとやっぱり面倒です。
使い勝手 | 染めるのに気を使う |
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使用感の評価
いくらしっかり染まっても、髪がパサパサになったらガッカリですよね。
染めているときの使用感、染まった髪の状態についてレビューします。
香り・刺激
染料自体は、ヘアカラーのようなツーンとした臭いはありません。
油性のマジックペンのような香りがあります。
ただ、染めた後にシャンプー&コンディショナーしますので、特有の匂い残りはないですね。
頭皮もピリピリしないので安心して使えました。
ただ、『パッチテストは毎回必ず行うように!』とのことです。
忘れないようやっておきましょうね。
髪の状態
染めた髪は、ネトネトというか、ぬめりがある感じがあります。
サラサラという仕上がりではなく、しっとりな印象ですね。
髪が傷む感じもありません。
使用感 | 油性ペンのような香り、仕上りしっとり |
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メリット/デメリット
メリット
染まりがいい
染まりは優秀です。
なにせ利尻シリーズ史上最高の染め上がりですからね。
ヘアカラーのように髪と頭皮にダメージを与えてしまうことなく、白髪をカバーしてくれます。
色持ちもいい
髪の表面を着色するタイプの白髪染めとしては、色持ちが優秀です。
さすがに1ヵ月白髪染めが不要とはなりませんが、結構持ちます。
個人差はありますが、1~2週間くらいはいけそうな感じですね。
できるだけ染める回数を少なくしたいという方には嬉しい点です。
デメリット
肌や頭皮に付くと色が落ちにくい
染まりが良い代わりに、肌や頭皮に染料が付いてしまうとなかなか落ちません。
保護クリームを塗った場所ならサッと取れますが、そうでない場所に付いてしまうと大変です。
知らずに時間が経ってしまうと、ホントに色が落ちません。
使用中、周りへの色移りが心配
染料を塗る時は、染料飛びに要注意。
知らず知らずの内に飛んでしまって服や壁を汚してしまったり。
洗い流すときも、すすぎ湯の飛び散りに注意が必要です。
壁や浴槽に色が付いてしまう場合も。
しっかり洗い流さず放置は厳禁です。
保護クリームが1回分しか入っていない
利尻カラークリームはショートヘアの全体染めで約3~4回分が入っています。
なのに、保護クリームは1回分です。
2回目以降は、自分で保護クリームを用意しなければなりません。
みんなの口コミ
まとめ
シリーズ史上最高の染め上がりは真実でした。
髪や頭皮にやさしいまま、この染毛力と色持ちはさすがです。
白髪の悩みを解消してくれる商品なのは間違いないですね。
『髪にダメージを与えず、自宅で白髪をしっかり染めたい』と思っている方におすすめしたい商品です。
ただ、手軽さも求めている方は止めておいた方がいいでしょう。
毎回パッチテストをする必要があって面倒です。
染毛力が高い代わりに、肌や周りに色が付いてしまうと落ちにくいので気を使います。
白髪をしっかりケアするなら1~2週間に1回は使っていきたいところなので、これらを続けるのは簡単ではないですね。
染まり色持ち重視なら、利尻カラークリーム。
手軽さ重視なら、評判のよい白髪染めトリートメント(カラートリートメント)が幸せになれそうです。
検証・評価結果
手軽さよりも、染まり&色持ち重視。
染まり | 染まりは良好 |
---|---|
色持ち | 白髪染めトリートメントと比べれば良い |
使い勝手 | 染めるのに気を使う |
使用感 | 油性ペンのような香り、仕上りしっとり |
おすすめ度 | 手軽さよりも染まりが欲しいなら |
髪を傷めず、
しっかり染めたいという方には
簡単、染まる、ダメージ0の
白髪染めシャンプー・トリートメント
根本、生え際、分け目の白髪対策にも!
黒髪と白髪が混じっている「しまうまヘアー」のわたしが、白髪のないハリとコシのあるツヤ髪を目指して試行錯誤した結果、ここに辿り着きました。
現在・未来の「髪」と「頭皮」と「あなた」のために、一度ご覧ください。