『グレイヘア』は、2018年流行語大賞にもノミネート
敢えて白髪を染めない、自然のままのグレイヘア。
グレイヘアという言葉は、2018年ユーキャン新語・流行語大賞のノミネート語30に選ばれるくらいに広く認知されるようになってきました。
グレイヘアを取り上げた書籍も話題に
主婦の友社の「パリマダム グレイヘアスタイル」という書籍は、結構話題になりました。
紹介されている、白髪が素敵なパリのマダムたちに憧れを持つ人も多かったようです。
その後も、日本人のグレイヘアを紹介する「グレイヘアという選択」も発売され、より自分に近い、白髪の日本人女性を見て、いつか自分もと考える人も徐々に増えてきたのかもしれません。
有名人でもグレイヘアは注目度高し
女性アナウンサーの近藤サトさんは、白髪が素敵な有名人としてよく名前が挙がる一人です。
おきれいで、聡明で、スタイルや姿勢もよく、まさに才色兼備って感じですよね。
なんでも、防災グッズに白髪染めを詰めようとして、そのおかしさに気づき、だったらグレイヘアにしてしまおうと思ったとか。
白髪が素敵な男性といえば、吉川晃司さんですね。
白髪がトレードマークというほどにダンディさで、年々渋みが増しています。
そんな、近藤サトさんも、吉川晃司さんも50代。
奇跡の50代と言われるのも分かる気がします。
「グレイヘア」の流行語ノミネートは、白髪を染めるのが主流の中、白髪を受け入れ、おしゃれに自分のスタイルを貫くという生き方に憧れを抱く女性が増えたという証拠なのでしょう。
グレイヘアの落とし穴
素敵なグレイヘアは魅力的です。
年相応でありながらも、そのありのままの美しさがあります。
白髪の素敵な女性に憧れて「私もグレイヘアにする!」と思っている人もいるかもしれません。
ですが、グレイヘアは決して万能なヘアスタイルではありません。
話題だから、認められてきたようだから、白髪を染める面倒さから解放されたいから、
そんな理由で「白髪染めを止めてグレイヘアになろう!」と安易に実行すると後悔する可能性大です。
反アンチエイジングなんて言葉を聞くようになったり、何故かグレイヘアの良い面ばかりが称賛されて目立っていますが、実はかなり人を選ぶ髪型なんですよ。
グレイヘアは人を選ぶ
元々、日本人が白髪に抱いている印象は、
「老けて見える」、「手抜きしているように見える」、「汚らしく見える」、「貧相に見える」など、圧倒的に負のイメージです。
全て白髪の「オール白髪」なら、お年寄りの印象は強いものの清潔感があります。
しかし、黒髪と白髪が混じりあった「白髪混じり」は、特に印象がよくありません。
今、グレイヘアが称賛されていますが、このイメージがなくなった訳ではありません。
端的に言ってしまえば、元々魅力的な人がグレイヘアにするから、素敵に見えているのです。
美形、スタイルがいい、姿勢が良い、知的、佇まいが絵になる、そういった条件を持つ、選ばれた人だからこそ、素敵に見えるのです。
例えるなら、モデルはどんな服を着てもカッコイイ。
でも、真似して自分が着てみたら、なんか思っていたのと違う。そんな感じです。
手入れが面倒だからでグレイヘアにするのは、止めた方がいい
「グレイヘアにすれば、白髪染めから解放されて面倒さがなくなる!」そう思っている人はいませんか?
それは、ちょっと違います。
これは重要なポイントです。
白髪の素敵な有名人を思い出してみてください。
白髪ですが、艶やかでキレイな髪ではありませんでしたか?
肌などは、手入れが行き届いていませんでしたか?
服もおしゃれではありませんでしたか?
そうなんです。
素敵なグレイヘアに見えるのは、白髪以外のケアが行き届いているからこそなんです。
決して白髪染めをさぼっている訳ではなく、髪をケアし、肌がケアし、服もおしゃれに気を使う、そんな人達なんです。
単なるズボラで全部疎かにするだけなら、ただの手抜きをしているおばさん、おじさんです。
決してそれを悪いと言うつもりはありませんが、頭の中で思い描いているグレイヘアとは大きく違っていませんか?
安易な気持ちでやると、取返しが付かない
グレイヘアは、なかなかにインパクトのあるヘアスタイルです。
一度付いたイメージは、なかなか払拭できないものです。
素敵なグレイヘアというイメージが付くならなんら構わない、むしろ嬉しいくらいだと思いますが、白髪だらけのズボラな人というような悪いイメージが付いてしまうと、困りものです。
グレイヘアを止めて、もう一度、髪を染め直したとしても、すぐにリカバーできるものではありません。
グレイヘアは、人を選ぶヘアスタイル!
グレイヘアの素敵なマダム、ダンディな紳士になるには、
- 美形、スタイルの良さ、知性などの魅力が必要
- 白髪だからこそ念入りな髪のケアが必須
最後に
グレイヘアがもてはやされていて、いつかは自分もと思うものですが、実際に自分がとなると難しいところがあります。
もし、白髪染めを止めてグレーヘアになりたいと希望するなら、全ての髪が真っ白になるまで待つというのが一番の方法だと思います。
全て白髪のグレイヘアなら清潔感があって、似合う人もきっと多いです。
それまでは、髪と頭皮を傷める白髪染め(ヘアカラー)でなく、白髪用ヘアカラートリートメントを使って、薄毛リスク軽減、若々しい髪を維持をしつつ、白髪を染めていくのがよいでしょう。
「いやいや、そんなに待てないよ。全部白髪になる保証もないし」という人は、個性的なお年寄りを目指すのもありかもしれません。
樹木希林さんが、その代表でしょう。
白髪の悪いイメージは受ける覚悟は必要ですが、強烈な個性で周りに『あり!』と思われてしまえばよいのです。
髪を傷めず、
しっかり染めたいという方には
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根本、生え際、分け目の白髪対策にも!
黒髪と白髪が混じっている「しまうまヘアー」のわたしが、白髪のないハリとコシのあるツヤ髪を目指して試行錯誤した結果、ここに辿り着きました。
現在・未来の「髪」と「頭皮」と「あなた」のために、一度ご覧ください。