ハイライトいりの髪をセルフカラーするならカラートリートメント
髪にハイライトをいれているけど、根本の白髪が気になってきた。
でもまだ美容院には行きたくない。
ハイライトを塗りつぶさずに白髪をセルフカラーする方法ってないの?
その問題、ヘアカラートリートメントで解決できます。
それは、ヘアカラートリートメントには以下のような特長があるためです。
暗い髪は染まらない
ヘアカラートリートメントは、選んだカラーより暗い髪は染まりません。
下の画像をご覧ください。
分かりやすいように、白髪50%のサンプルをカラーバーターのチェリーピンクで染めてみました。
黒髪はそのままに、白髪の部分だけ赤く染まっているのが分かるかと思います。
つまり、色選びを間違えなければ、ベースとなる暗い髪色はそのままに、明るい髪や白髪だけを染められるのです。
例えば、黒髪に茶色のハイライトが入っていて髪の根元から白髪が生えてきてしまっている場合、茶色のヘアカラートリートメントで染めればハイライトと白髪だけが茶色に染まります。
失敗しにくく、修正も簡単
ツーンとしたにおいのする一般的な白髪染め(ヘアカラー)は、1度でしっかり染まりますが、失敗すると元に戻すことはなかなか難しいです。
その点、ヘアカラートリートメントは染まり、色持ちがヘアカラーに比べて弱いです。
よく染まる商品でも、最初の3回は連続で染めて、その後週1回染めていく必要があります。
言い換えれば、染め直すチャンスが何度もあるため、色ムラも出来にくく、色の修正もできるということです。
万が一失敗してもシャンプーを繰り返せば徐々に色が抜けていくので安心なんです。
髪も傷まないので、何度もチャレンジできます。
ハイライトを塗りつぶさないでセルフカラーする方法
私もハイライトをいれていますが、半年に1度くらいしか美容院でカラーをしないので、根元の白髪はセルフカラーしています。
白髪は染めたいけど、ハイライトは塗りつぶさない方法を、実際に色々と試してみた結果、「オススメ!」と思った2つの方法をご紹介します。
ハイライトと同じ色で白髪染め
一番簡単な方法です。
ハイライトと同じ色のヘアカラートリートメントで髪全体を染めましょう。
ハイライトの色はそのまま、根元の白髪はハイライトと同じ色に染まります。
根元の白髪はベースとなる髪色と同じ色に染まらなくても変じゃない?と心配になるかもしれませんが、ベースの髪色とハイライトの髪色が似ている場合は問題ありません。
ナチュラルなのに、深みのある髪を維持できます。
暗い色で白髪染め、明るい色でハイライト染め
白髪とハイライトをそれぞれ染める方法です。
手間がかかりますが、カラーにこだわる方、カラーを楽しみたい方にオススメの方法です。
根元の白髪はベースカラーと同じ色に、ハイライトはお好きな色を選んで染めましょう。
- まずは根元の白髪だけをベースカラーと同じ色のヘアカラートリートメントを塗ります。
- その後、ハイライトの部分にお好きな色を塗ります。
(髪全体に塗ってもOK!)
ハイライトの部分だけピックアップして塗るのは難しいですよね。
その場合は、根元以外の髪全体にハイライトの色を塗ってしまっても大丈夫です。
なにせ、暗い髪は染まらないという特長があり、暗い髪に影響がないですから。
そして、ハイライト部分は、白髪と比べてとても色持ちが良いです。
根元の白髪は週1回、ハイライトは月1回くらいのペースで染めれば、キレイな髪色をキープできます。
もっとおしゃれに! カラーバターでカラーチェンジ
ハイライトの色を今と少し違う色に変えれば、印象を変えられます。
特に、発色の良いカラーバターなどを使用すれば、かなり色味が変わりますよ。
夏はオレンジ系で明るく、秋にはパープル系でツヤと深みをプラスしたり、カラーを楽しめます。
注意点としては、カラーバターは色味がはっきりしているものが多く、発色は驚くほどビビットです。
なので、ひかえめなハイライトを入れたい方は、ベースカラーとなじませるためにも色を混ぜることをオススメします。
試しに白髪50%のサンプルを染めてみました。
染料 | カラーバター(チェリーピンク)のみ | カラーバター(チェリーピンク)とルプルプ(モカブラウン)を1:2で混ぜたもの |
染め上がり |
色混ぜした方が落ち着いていて、よりナチュラルな印象になるのが分かるかと思います。
シャンプーを繰り返していくと少しずつハイライトの部分が明るく変化してきますので、その変化も楽しんでみてはいかがでしょうか?
白髪だけを明るめに染めたらハイライト変わりに?
ハイライトとは、『髪の一部をベースとなる髪色より明るく染めるデザイン』のことです。
だったら、髪全体に生えている白髪だけを明るく染めれば、ハイライト変わりになるんじゃない?
そんな疑問にお答えすべく、白髪50%のサンプルを黒、濃い茶色、明るい茶色に染めてみました。
確かに茶色に染めた髪の方が立体感や奥行きが出たようにも思えますが、近くで見ると白髪が上手に染められていないのかな?とも思ってしまいます。
特にブラウンで染めた髪は黒髪と茶髪の色の差が大きく、茶髪が浮いて見えます。
ダークブラウンはいい具合に黒髪となじんでいます。
色が浮いてしまわないように、ベースカラーに近い色を選ぶと良いですね。
この染め方とハイライトと違う点は、規則的でないことと、束間がないことです。
でもベースの髪色に近い色であれば、白髪だけを少しだけ明るく染めてもハイライトかわりになるかな?という印象です。
悩んでいる方は染めてみて下さい。
カラートリートメントはやり直しが効くので、悩んだらやってみよう!の精神でチャレンジしてみては?
セルフで染める時の注意点
完全には元の色に戻らない
ヘアカラートリートメントで染めた場合、シャンプーを繰り返すことで、髪が元の色に徐々に戻ります。
しかし、元の色と全く同じ色に戻るかと言うと、答えは『No!』です。
白髪は色が落ちやすいですが、何度もシャンプーを繰り返しても、完全に真っ白には戻らないのでご注意ください。
薄いグレーや薄い茶色くらいまでは戻ります。
特に注意すべきは、ハイライトの部分です。
色づきやすく、色が落ちにくいです。
強めに黄色のハイライトをいれていましたが、季節に合わせて赤紫に染め直しました。
2週間程シャンプーしていますが、黄色には戻ってはいません。
明るめの赤紫に変化しただけでした。
ただ、ある程度色落ちした段階で、他の色で染めると案外染まるので、それほど神経質になることはありません。
黒髪もほんのり色づく
これまで暗い髪は染まらないとお伝えしてきましたが、光の当たり方によっては、ほんのり色づいて見えます。
黒髪も染料で薄くコーティングされている感じですね。
『太陽の下で見たらかなり派手な色だった!』とならないようにお気をつけください。
まぁ、これもシャンプーを何度かするとすぐに分からなくなってしまう程度で、あまり気にすることはないかと思います。
正しい色選びとケアが必須
ハイライトのはいっている髪は深みがあってキレイですが、色を間違えたり、ケアを怠ると、ケバイとかパサついているとか、マイナスに受け取られてしまうことも。
好みにもよりますが、ナチュラルな印象を好む方は、ベースカラーと色の差が大きくなり過ぎないような色選びをしましょう。
また、ハイライトいれたから大丈夫!と油断せずに、簡単なヘアケアを取り入れて、よりキレイな髪質を演出しましょう。
白髪は白髪染めトリートメントで染めよう!
数多くのヘアカラートリートメントを使用してきましたが、やっぱり白髪には白髪染めトリートメントがオススメです。
なんといっても、白髪がしっかり染まって、暗めの色展開が豊富だからです。
ただ、白髪染めトリートメントはいろんなメーカーから販売されているものの、しっかり染まって満足できる商品ばかりではありません。
安いから、大手メーカーだから、聞いた事がある商品だから、と言う理由で選ばずに、しっかり染まる商品を選びましょう。
当サイトの『白髪染めトリートメントおすすめランキング』を参考にしてみてください。
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黒髪と白髪が混じっている「しまうまヘアー」のわたしが、白髪のないハリとコシのあるツヤ髪を目指して試行錯誤した結果、ここに辿り着きました。
現在・未来の「髪」と「頭皮」と「あなた」のために、一度ご覧ください。