憧れのグレイヘアのメリットと注意点
グレイヘアが注目されている昨今、素敵なグレイヘアになりたい!と思う方も以前より増えたのではないでしょうか?
ただ、流行りだからと言って安易にマネすると残念な結果になってしまう場合も。
まずは、メリットや注意点などをチェックしましょう。
グレイヘアのメリットはココ!
グレイヘアのメリットですが、何と言っても『白髪染めをしなくて良い』という点でしょう。
これまで白髪染めにどれだけ時間とお金をかけてきましたか?
他にも、白髪が気になって「また染めなきゃ。。」と感じていたストレスや、頭皮や髪に与えていたダメージなど、数値では表せないけど負担になっていた部分もあるでしょう。
しかし、白髪染めをしない!と決めたときから、これらの問題から解放されるのです。
もう、最高ですよね。
次に、『自然体な自分を受け入れられる』点もメリットかと思います。
グレイヘアを見る度に「年をとったなぁ」と自分の加齢に直面し受け入れることができれば、変に無理することもなく自然体で心にゆとりを持って過ごせるかもしれませんね。
注意点もしっかりチェックして
メリットもあるしグレイヘアにしたい!と思われた方、ちょっとお待ちください。
グレイヘア、それはとても人を選ぶヘアスタイルです。
要は似合う人と似合わない人がいるということです。
個性的な方、いつも元気でハキハキしている方、落ち着いていて知性的な方、などなど。グレイヘアが似合うなぁと思う方は、周囲の人が憧れるような魅力を持った方ではありませんか?
そしてグレイヘアの方に限っておしゃれでお肌もツヤツヤで、姿勢も良くて。
自分の身なりのケアをしっかりしていらっしゃる方が多いかと思います。
そうなのです。
グレイヘアは、魅力的な人がケアなどを徹底しているからこそ素敵に見えるのです。
楽だからとグレイヘアを選んでしまいケアを怠ってしまうと、素敵どころか残念な雰囲気になってしまうことも。
詳しくは記事「グレイヘアの落とし穴!白髪の素敵な女性が称賛される一方で」をご覧ください。
素敵なグレイヘアになるのは簡単じゃない!
グレイヘアになるには白髪染めを止めればいいんでしょ?
残念ですが、そんな簡単なものではありません!
今、どんな白髪染めをしていますか?
一般的な白髪染め、つまりは白髪染めヘアカラーをしている方が多いかと思います。
美容院での白髪染め、ドラッグストアで売っているツーンとした臭いのする白髪染め、これらは白髪染めヘアカラー(ヘアダイとも呼ばれます)です。
白髪染めヘアカラーからグレイヘアに移行する時、どんな問題点があるか考えていきましょう。
問題点1 染めた髪は元の髪色に戻らない
白髪染めヘアカラーで染めた髪は、白髪には戻りません。
黒く染まった白髪は黒のままです。
つまり、白髪染めヘアカラーを止めてすぐに、憧れのグレイヘアになれる訳ではないのです。
「ヘアカラーリムーバー」という、ヘアカラーで染めた髪を元の色に戻す薬液もありますが、少々取扱いが難しいです。
髪へのダメージや、色調節、色ムラなど、リスクがあります。
どうしてもヘアカラーリムーバーを使い方は、美容師さんにお願いした方が無難かもしれませんね。
問題点2 グレイヘアになるには最低2年はかかる
問題点1の通り、白髪染めヘアカラーで染めた髪は白髪には戻らないため、完全なグレイヘアになるためには、染めた髪を切り落とすしかないのです。
ショートヘアだとしても、20cmは伸ばす必要があります。
1か月に髪が1cm伸びるとすると、約2年くらいはかかります。
ボブヘア、ロングヘア、の方は3~4年はかかると覚悟した方が良いですね。
問題点3 白髪混じりの髪が伸びてくる
当然ですが、髪は日々伸びてきます。
白髪染めを止めてからしばらくすると、生え際だけ白髪混じり、白髪染めヘアカラーで染めた部分は染めた色、という状態になります。
あまりキレイな状態とは言えませんよね。
それを2年間、我慢できますか?
素敵なグレイヘアになる4ステップ
グレイヘアになるのは簡単じゃない!とお伝えしましたが、自然にステキにグレイヘアに移行する方法があります。
今現在、白髪染めヘアカラーをしている方を対象として、移行方法をお伝えします。
ステップ1 白髪染めを止める
白髪染めヘアカラーを止めましょう。
髪や頭皮にダメージを与えてしまい、薄毛の原因にもなります。
素敵なグレイヘアには毛量も不可欠です。
今ある髪を大切にしていきましょう。
ステップ2 移行期間はヘアカラートリートメントで染める
髪が伸びるにつれて、生え際だけ白髪混じり、白髪染めヘアカラーで染めていた部分は黒髪の状態になるかと思います。
ある線を境に、黒髪の部分と、白髪混じりの部分がくっきり分かれているのは、あまりキレイな状態ではないですね。
ここで役立つのが「白髪用ヘアカラートリートメント」です。
この白髪用ヘアカラートリートメント(白髪染めトリートメントとも呼ばれます)ですが、白髪染めヘアカラーと違う点があります。
- 髪や頭皮にダメージを与えない
白髪は染められるのに、トリートメント効果もあり、髪や頭皮にダメージを与えるどころか、健康的で若々しい髪になれます。
- シャンプーのたびに色が落ち、色持ちは1週間程度
染まりは商品によってまちまちですが、1度染めると1週間程度は色持ちします。
週に1回程度染めていれば、自然な黒髪を維持することができます。
白髪染めヘアカラーで染めてある髪をすべて切ることができるまで、2年くらいは白髪用ヘアカラートリートメントで髪を染めましょう。
ステップ3 白髪用ヘアカラートリートメントを止める
さて、白髪用ヘアカラートリートメントを使用して2年程度経ちましたか?
ショートヘアであれば、白髪染めヘアカラーで染めた髪を全てきり落とせた頃ではないかと思います。
そうなればあとは、白髪用ヘアカラートリートメントを止めて、シャンプーを繰り返していくだけです!
シャンプーのたびに染料が徐々に落ちていき、髪全体がグレイヘアに変わっていくはずです。
以下の画像は、白髪用ヘアカラートリートメントの色落ちの参考例です。
ちなみに、この白髪用ヘアカラートリートメントはかなり色落ちしやすい方です。
1週間もすれば髪色に変化が見られ、1か月後には憧れのグレイヘアに!
周りの人がどんな反応をするかも楽しみですね!
もし、急激に変わったと思われたくない場合は、白髪用カラートリートメントを使う頻度を減らしていけばOKです。
また、商品によってはなかなか色が落ちず、完全に白髪に戻らないものもあります。
特にマイナチュレは色持ちが良すぎて、数か月たっても色が抜けていません。
ただ、真っ白な白髪に戻らなくても、シャンプーを繰り返すごとに色味は抜けていきますので、ご安心ください。
ステップ4 ヘアケアで毛量とツヤをキープ
素敵なグレイヘアに欠かせないものが2つあります。
毎日のヘアケアでキープしていきましょう。
エイジングケアシャンプーなどを取り入れるのも効果的です。
まずは、髪の量
黒髪と比べると、グレイヘアの方が地肌が目立ちます。
薄毛だなぁという印象を持たれないためにも、髪の量が大切です。
カーラーなどで髪の根本をふんわりさせるなどヘアスタイルを工夫したり、ヘッドスパで頭皮の血行を良くしたり、ケアを行いましょう。
次に、髪のツヤ
パサパサのグレイヘアは汚らしい印象を与えてしまうことも。
ツヤやまとまりを重視したヘアケアも重要です。
まとめ
自然に美しくグレイヘアに変身するには、時間とコツが必要なことを知っていただけたでしょうか?
長いグレイヘアへの移行期間中、お肌のケアや姿勢や服装に気を配り、知性なども磨いておいても良いですね。
憧れの魅力あふれるグレイヘアの似合う素敵な人へ変身しましょう。
髪を傷めず、
しっかり染めたいという方には
簡単、染まる、ダメージ0の
白髪染めシャンプー・トリートメント
根本、生え際、分け目の白髪対策にも!
黒髪と白髪が混じっている「しまうまヘアー」のわたしが、白髪のないハリとコシのあるツヤ髪を目指して試行錯誤した結果、ここに辿り着きました。
現在・未来の「髪」と「頭皮」と「あなた」のために、一度ご覧ください。