プールで白髪染めが色落ちする原因
健康のために、美容のために、趣味として、スイミングの先生をしている、様々な理由でプールに入る機会があるかと思います。
特に、近年フィットネスクラブの会員数も増え、新しい施設も増えました。
プールが利用できるフィットネスクラブも多く、以前よりプールが身近になっています。
気軽に一人でできる、体への負担が少ない、ケガのリスクが少ない、全身運動ができる、などなど。
スイミングのメリットは多くあることから、白髪世代にも人気です。
しかし!白髪染めとプールとの相性は最悪です。
せっかく白髪染めをしたのに、プールに通っていたらすぐに色落ちしてしまった!
そんな経験はありませんか?
その理由を探っていきましょう。
消毒が髪と頭皮にダメージを与える
プールの消毒には主に塩素が使われています。
様々な雑菌を消毒するのに、この塩素が必要不可欠なわけですが、残念ながら髪にとっては天敵です!
以下2点の悪影響があげられます。
- 髪のキューティクルを破壊し、カラーの褪色を促してしまう
- 頭皮の乾燥の原因となり、発毛環境にもダメージを与えてしまう
髪だけでなく、頭皮にもダメージを与えるので、プールから出た後もダメージをひきずってしまうことになります。
塩素は、カラーの褪色だけでなく、パサつきや切れ毛など、様々な悪影響を引き起こす原因になるということです。
濡れた髪は無防備
髪は濡れるとキューティクルが開きます。
キューティクルが開いているときは非常に無防備な状態で、色素が流れ出てしまいます。
人によって様々かと思いますが、プールに行ったとき1時間以上は利用しませんか。
髪が長い時間、無防備な状態にさらされ、その間に塩素の攻撃を受けてしまう。
思った以上に髪に負担がかかっているのです。
プールに行くなら徹底的ケアが不可欠
『じゃあ、プール行くの止めた!』と言える方は、これ以上悩むことはないかと思いますが、『それでもプールに行きたい!』と言う方がこの記事を読んでいらっしゃるのではないでしょうか?
諦めないでください!
白髪染めの色落ちを完璧に防ぐことはできませんが、徹底的なケアをすることで色落ちを緩やかにすることはできます。
髪に真水をたっぷり含ませる
プールに入る前に、水道水で髪を濡らしておきましょう。
髪が乾いた状態でプールの水に浸してしまうと、塩素入りの水を髪が吸い込んでしまいます。
事前に髪をよく濡らしておくことで、プールの水を吸収しにくくなります。
防水性の高いスイミングキャップを選ぶ
シリコン製などの防水性の高いスイミングキャップを着用しましょう。
一般的なメッシュタイプのキャップは防水性がないため、プールの水から髪を守ってくれません。
一方、競泳選手が使用するようなシリコン製のキャップは防水性が高いです。
1,000円程度で購入できますので、この機会に取り入れてみてはいかがでしょうか。
プールのあと、塩素を洗い流す
プールから出た後、できるだけ早く髪についた塩素を洗い流しましょう。
施設によりますが、シャンプー類の使用が可能であれば、シャンプーやコンディショナーやトリートメントをしましょう。
髪に付いた塩素を取り除き、髪のダメージをケアすることができます。
ササっと帰りたいことろですが、この一手間が大切です。
髪にダメージを与えてしまう時間をいかに減らせるかが重要です。
シャンプーなどの使用が禁止されている場所では、水道水でしっかりすすぎましょう。
髪の内側も忘れずにすすいでください。
注意:プール前のヘアオイルやトリートメントはダメ?
プールに入る前にヘアオイルやトリートメントなどで髪をコーディングし、塩素の吸収を抑える方法もあるそうですが、利用する施設によっては違反行為となる場合があります。
化粧品や日焼け止めの使用の可否については、案内などに書かれていることが多いですが、ヘアオイルの使用については明記されていない場合が多いです。
使用していいかどうかわからない場合は、各施設のスタッフに確認してみてください。
マナーを守ってプールを楽しみましょう。
プールに最適な白髪染めは?
白髪染めと一言で言っても、ヘアカラー、ヘアマニキュア、ヘアカラートリートメント、などがあります。
髪への負担、色持ち具合、水との相性も様々です。
毎日~週3回の方、週2回以下の方、それぞれにオススメの方法をご紹介します。
週7回(毎日)~週3回 プールに行く方
色持ちの良いヘアカラーで染めるしかないと思います。
ヘアマニキュアやヘアカラートリートメントなどは、染めた2日後くらいまではかなり色落ちしますので、オススメできません。
ですがヘアカラーとプール、髪にとっては両方とも大敵です。
将来、薄毛や髪の劣化に悩むことになりかねません。
時間と手間とコストがかかりますが、髪への負担をできるだけ減らすために、美容院で染めて貰う、プールのあとなるべく早くシャンプーするなど、徹底的なケアをしましょう。
シャンプーするだけで、毎日の髪のダメージをケアしてくれる「HANAリセットシャンプー」という商品もあります。
ちょっとお高めなシャンプーですが、よりよいケアをしたい方は試してみても良いですね。
週2回以下
髪や頭皮が傷まないヘアカラートリートメントがオススメです。
トリートメント効果もあるので、プールで受けたダメージを補修する役割もしてくれます。
以前は「ヘアカラートリートメントは染まらない」というイメージでしたが、技術の進歩により、しっかり染まる商品も増えてきています。
ただ、色落ちするので注意が必要です。
実体験ですが、ヘアカラートリートメントで染めた3日後にプールに行ったとき、髪を拭いたタオルが薄っすらと茶色くなっていました。
前日にシャンプーをしたときはタオルが汚れなかったので、驚きました。
やはり塩素が含まれているプールの水の方が色落ちしやすいのかと思います。
できれば、染めてからシャンプーを3回くらいはしておきたいところです。
髪質や商品によっても色落ち具合が異なりますので、実際にご自身の髪で試してみてください。
シャンプーを2回してから行けば平気だった、プールに潜らなければOK、タオルにちょっと色うつりするけど色水がポタポタ垂れてくることはないから大丈夫、などコツがわかってくるかと思います。
まとめ
改めて考えてみると、プールの後のケアの方法や、白髪染めの方法も色々あります。
傷むのは仕方がないとあきらめずに、適切なケアや白髪染めの方法を取り入れて、プールも髪のおしゃれも楽しんでください!
髪を傷めず、
しっかり染めたいという方には
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根本、生え際、分け目の白髪対策にも!
黒髪と白髪が混じっている「しまうまヘアー」のわたしが、白髪のないハリとコシのあるツヤ髪を目指して試行錯誤した結果、ここに辿り着きました。
現在・未来の「髪」と「頭皮」と「あなた」のために、一度ご覧ください。