温泉で白髪染めしても大丈夫なの?
気軽にいろいろな温泉が楽しめるスーパー銭湯(日帰り温泉)は、今や全国各地にあり身近になりましたね。
そんなスーパー銭湯で、先日こんな注意書きを見かけました。
『毛染めは他のお客様の迷惑になりますので、おやめください。』
こんな注意書きがあるということは、実際に染めた方がいらっしゃったのかもしれませんね。
「毛染め」と一言で言っても種類は様々です。
ツーンとした刺激臭のする一般的な白髪染め(ヘアダイ)の他にも、シャンプーするだけで染まる白髪染めシャンプー、トリートメント感覚で使用できる白髪染めトリートメントもあります。
なぜ「毛染め」が禁止されているのか、どの「毛染め」は使用しても大丈夫なのか、2点について考察しました。
白髪染めヘアダイは使用禁止!
温泉などで禁止されている「毛染め」についてですが、おそらく主に白髪染めヘアダイを指していると思われます。
白髪染めヘアダイは薬局などでよく見かける、もっとも一般的な白髪染めです。
美容院での白髪染めもヘアダイがほとんどですし、薬局の白髪染め商品の多くがヘアダイです。
2種類の薬剤を混ぜて染めるタイプで、ツーンとした刺激臭があります。
また、強い化学成分が含まれており、刺激や毒性もあります。
では、なぜ白髪染めヘアダイの使用が禁止されているのでしょうか?
使用が禁止されている主な理由を考察してみました。
ダメな理由① 刺激臭がする
独特な刺激の強いニオイは、他の方の迷惑になります。
最近はニオイの弱い商品もありますが、ニオイの感じ方は人それぞれです。
人によっては気分が悪くなったり体調を崩してしまうこともあります。
ダメな理由② 換気が不十分
使用上の注意にも「使用中は換気に気を配ってください」とあります。
お風呂場などの換気がしにくい場所での使用は向きません。
ダメな理由③ 汚れうつりする
強い薬剤を使用しているため髪以外もよく染まります。
温泉の設備や備品を知らないうちに汚してしまうことも。
以上の理由から温泉やスーパー銭湯では白髪染め(ヘアダイ)を使用してはダメです。
注意書きなど明記されていない場合も絶対に止めましょう。
白髪染めシャンプーとトリートメントは?
白髪染めの中には、シャンプーやトリートメントタイプの白髪染めもあります。
髪や頭皮にダメージを与えず、良く染まる商品であれば1週間くらい色味をキープできることもあり、愛用している方も増えてきています。
「シャンプー」や「トリートメント」とつくようにお風呂場での使用が想定されているし、白髪染めヘアダイのような刺激臭もないし、温泉でも使用していいのかな?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、問題ないのでしょうか?
白髪染めヘアダイで問題となったニオイ、汚れうつり、の2点について検証していきましょう。
問題① ニオイは?
一般的なトリートメントと同じような香りがします。
商品によっては無香料のものもあります。
刺激臭や気分が悪くなるようなニオイはしないので安心です。
換気する必要もありません。
問題② 汚れうつりは?
白髪染めトリートメントも染料を含んでいるので、汚れうつりはします。
しかし、強い染料ではないため、汚れたらすぐに洗い流せば落ちることが多いです。
特にお風呂場内であれば、壁や床、備品など、汚れがしみこみにくい素材が使用されているので、それほど神経質になる必要もありません。
白髪染めトリートメントを自宅で何度も使用していますが、今のところ汚れが落とせないことはありませんでした。
シミになってしまった場合も、お風呂場用の洗剤で何度かこすり洗いすれば落ちました。
結論 使っていいの?ダメなの?
では、白髪染めシャンプーや白髪染めトリートメントなら、温泉などで使ってもいいのでしょうか?
答えは『NO!』です。
『ニオイ』問題はまったく心配する必要がありませんが、『汚れ』問題は解決したとは言えません。
汚れにくいだけであって、まったく汚れない訳ではありません。
塗るときに飛び散っていたら、すすぎが不十分で温泉のお湯や脱衣所の床などに色水が垂れていたら、汚してしまうリスクはあります。
また、髪をすすぐと、すすいだ水が黒や茶色に色づきます。
温泉で、黒や茶色の色水が隣の席から流れてきたら、どう思うでしょうか?
嫌な気分を抱く人がほとんどかと思います。
よって、汚れうつりの点から、白髪染めシャンプーやトリートメントの使用も止めましょう。
まとめ
やはりセルフカラーは公共の場ではなく、自宅で行いましょう。
温泉などでお風呂上りに白髪が気になるようであれば、乾いた髪にササっと塗るだけの1日タイプの白髪隠しを活用してみてはいかがでしょうか。
事前に白髪をキレイに染めておくと、温泉やスーパー銭湯も心置きなく楽しめますね。
セルフで染める場合には、白髪染めグッズなどを使用すると良いです。
キレイに染めあがったり、作業効率が良くなったりします。
100円ショップで購入できるものも多々あるので、コチラの記事『100円ショップ4社のカラーリングセット・グッズを徹底比較!』をチェックしてみてください。
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